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食べ過ぎをなかったことにする運動量とは。計算してみたら現実が厳しすぎた

食べ過ぎ・飲み過ぎた後の戻し方を、HEALTHYFOOD NAVIがお伝えします。

飲み会の翌日、「昨日食べすぎたから今日は走って消費しよう!」と思ったことはありませんか?

気持ちはとてもよくわかります。食べた分を動いて帳消しにする、なんとなく理にかなっている気がしますよね。

でも、ちょっと待ってください。

実際に計算してみると、食べ過ぎた分を運動だけで消費しようとするのは、思っている以上に非現実的だということがわかります。

今回はその「現実」を数字で見ていきながら、食べ過ぎた後の正しいリセットの考え方をお伝えします。


目次

まず「食べ過ぎた分」のカロリーを確認してみる

たとえば、こんな一日を想像してみてください。

仕事終わりの飲み会。ビールを3杯飲んで、唐揚げ・ポテトフライ・〆のラーメンまで食べてしまった。

さて、このときの摂取カロリーはざっくりどのくらいでしょうか。

・ビール中ジョッキ×3杯:約450kcal ・唐揚げ(5〜6個):約350kcal ・ポテトフライ:約300kcal ・〆のラーメン:約500kcal

合計で約1,600kcal。これはあくまで「食べ過ぎた分」の話です。その日の朝食・昼食と合わせれば、一日の総摂取カロリーは2,500〜3,000kcalを超えることも珍しくありません。

一般的な成人女性の一日の必要カロリーが1,800〜2,000kcal程度とされていることを考えると、飲み会一回でかなりオーバーしていることがわかります。


これをランニングで消費しようとすると…

では、この食べ過ぎた約1,600kcalをランニングで消費しようとしたら、どのくらい走ればいいのでしょうか。

ランニングで消費できるカロリーは、体重×走行距離(km)×約1kcalが目安とされています。体重55kgの方であれば、1km走るごとに約55kcalを消費する計算です。

1,600kcalを消費するために必要な距離は…

1,600 ÷ 55 ≒ 約29km

フルマラソンが42.195kmですから、その約7割に相当する距離です。

普段まったく走っていない方が、翌日にいきなり30km近く走るのは、現実的に不可能に近い話ですよね(苦笑)。

仮に毎日30分のジョギング(約5km)を続けたとしても、この1,600kcalを消費し終えるまでに約6日かかる計算になります。


「食べた分は運動で消せる」は、なぜ幻想なのか

数字で見るとよくわかりますが、食べることと運動することには、消費効率に圧倒的な差があります。

たとえばポテトフライ一皿(約300kcal)を食べるのにかかる時間は、10〜15分程度。これを消費するためには、約5〜6kmのランニングが必要です。食べる速さと、消費する速さがまったく釣り合っていません。

これは「だから運動は意味がない」という話ではありません。運動には健康維持・筋肉量の維持・代謝の向上など、カロリー消費以外にも多くのメリットがあります。

ただ、「食べ過ぎた分を運動で帳消しにする」という発想には、根本的に無理があるということです。

食べる量をコントロールすることと、運動することは、目的が違います。混同してしまうと、どちらも中途半端になりがちです。


「運動で消す」より「食事で整える」が現実的な理由

食べ過ぎた後のリセットとして、運動よりも食事の調整の方が現実的である理由がもう一つあります。

それは、「消費」するより「追加しない」方がはるかに効率がいいからです。

たとえばラーメン一杯(約500kcal)を食べないという選択をするだけで、それを消費するために必要な約9kmのランニングと同等の効果が得られます。

もちろん「食べない」だけでは栄養が偏ってしまいます。大切なのは、食べ過ぎた後の数日間、体が余剰エネルギーを自然に使い切れるよう、食事の内容を整えてあげることです。

必要な栄養素はしっかり摂りながら、余分なエネルギーを新たに追加しない食事を数日間続ける。これが、運動に頼るよりも現実的で、体への負担も少ないリセットの考え方です。

具体的にどんな食事内容で整えればいいのかについては、HEALTHYFOOD NAVIの3日間リセットプログラムの中でお伝えしています。


運動はリセットのためではなく、健康のためにやる

「じゃあ食べ過ぎた後は運動しなくていいの?」という疑問が出てくるかもしれません。

答えは「食べ過ぎをチャラにするためにやる必要はない」です。

ただし、普段から運動習慣がある方はそのまま続けていただいて問題ありません。軽いウォーキングや日常的な活動も、体の代謝を維持するうえで十分な効果があります。

「食べ過ぎたから走らなければ」という義務感で無理をするより、「体を動かすのは気持ちいいからやる」というスタンスの方が、長続きするし体にも優しい。

食べ過ぎのリセットは食事で。運動は健康のために。この2つを切り離して考えることが、無理なく続けられる体づくりの第一歩です。


まとめ

というわけで、今回のまとめです。

・食べ過ぎた約1,600kcalをランニングで消費するには、約29km走る必要がある ・「食べた分を運動で帳消し」という発想には、現実的に無理がある ・食べ過ぎた後は「消費する」より「追加しない」食事の調整の方が効率がいい ・運動はリセットのためではなく、健康維持のために行うものと切り分けて考える

食べ過ぎてしまった翌日、無理に走り出す前に、まず食事を整えることを考えてみてください。体への負担が少なく、続けやすい方法で、いつもの自分に戻していきましょう。

 

 

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田中 正道

田中正道(たなかまさみち)です。
福岡県出身の42歳です。
私自身も、食べ過ぎや生活の乱れで「戻し方が分からない」時期を何度も経験してきました。

その経験を活かし、全力でサポートさせていただきますので、どうぞ安心してお任せください。

田中 佐和子

田中佐和子(たなかさわこ)です。
福岡県出身の41歳です。
私は女性の方専門になります。
私も何度もやらかしてきました 笑。

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