食べ過ぎ・飲み過ぎた後の戻し方を、HEALTHYFOOD NAVIがお伝えします。
「リセットを始めよう」と決意した夜、冷蔵庫を開けたらチョコレートが目に入った。
「1個だけ」のつもりが、気づけば半分食べてしまっていた。
こんな経験はありませんか?
これは意志が弱いからではありません。
誘惑するものが目の前にあれば、人間は必ずそれに引き寄せられます。
これは脳の仕組みであり、どんなに強い意志を持っていても逃れるのは難しい。
だからこそ、リセットを成功させるために最初にやるべきことは、「環境を整えること」です。
今回は、なぜ環境づくりがリセット成功の鍵になるのか、そして具体的にどう整えればいいのかをお伝えします。
「つい食べてしまう」のは意志の問題ではない
心理学に「誘惑のトンネル」という考え方があります。
人間は目の前に食べ物があると、それを無視し続けることに膨大な意志力を消耗します。
「食べないようにしよう」と意識すればするほど、かえってそのものが頭から離れなくなります。
「白いクマのことを考えないでください」と言われると、白いクマのことしか考えられなくなるように、「食べてはいけない」という禁止の意識は、逆に食欲を強めてしまいます。
さらに、リセット中は血糖値が不安定になりやすく、脳が「エネルギーが欲しい」というサインを出しやすい状態です。
この状態で目の前にお菓子があれば、食べてしまうのは必然と言っても過言ではありません。
「また意志が弱かった」と自己嫌悪に陥る前に、そもそも誘惑が目の前にある環境を変えることが先決です。
環境が行動を決める
行動経済学や心理学の研究では、「人間の行動は意志よりも環境に左右される」ということが繰り返し示されています。
たとえば、テーブルの上にお菓子を置いておくと、置いていない場合と比べて消費量が大幅に増えるという実験結果があります。
逆に、健康的な食品を目につく場所に置くだけで、自然とそちらを選ぶ頻度が増えます。
つまり、「何を食べるか」は意志で決まるのではなく、「何が目の前にあるか」で決まる部分が大きいんです。
リセット中に食べてはいけないものを家に置いておくことは、成功を自ら妨げているようなものです。
環境を整えるだけで、意志力を消耗せずに正しい行動が取りやすくなります。
リセット前に家の中から「誘惑」を排除する
では、具体的にどう環境を整えればいいのでしょうか。
リセットを始める前に、家の中から「誘惑になるもの」を排除してください。
冷蔵庫・冷凍庫のチェック
アイスクリーム・チョコレート・甘いジュース・ビール。リセット中に食べてはいけないものが入っていませんか?
家族がいる場合は難しい部分もありますが、できる限り自分の手が届きにくい場所に移すか、リセット前に消費してしまいましょう。
棚・引き出しのチェック
お菓子のストック・カップ麺・スナック菓子。
「見えない場所にしまう」だけでも、手が伸びにくくなります。
できれば家族や友人に一時的に預けるか、思い切って捨ててしまうのが最も確実です。
お土産・もらいものの処理
旅行のお土産や職場でもらったお菓子が家にある場合は、リセット前に人に配るか、リセット終了後に食べるものとして別の場所にしまっておきましょう。
「もったいない」という気持ちはわかりますが、リセットを台無しにするコストの方がはるかに高いです。
代わりに「リセットに適した食品」を手の届く場所に置く
誘惑を排除するだけでなく、リセットに適した食品を手の届きやすい場所に置くことも重要です。
「食べたい」という衝動は、完全には消せません。
でも、その衝動が向かう先をコントロールすることはできます。
冷蔵庫を開けたときに目に入るのが、リセットに適した食品であれば、自然とそちらに手が伸びます。
水・無糖のお茶・すぐ食べられるたんぱく質食品。
これらを目につく場所に置いておくだけで、「何か食べたい」という衝動を正しい方向に向けることができます。
「買い物に行かない」も重要な環境づくり
リセット中のもうひとつの環境づくりとして、「リセットに必要なもの以外を買いに行かない」という習慣も大切です。
スーパーやコンビニに行くと、お菓子・スイーツ・お惣菜などが目に入ります。
空腹の状態で買い物に行くのは特に危険です。判断力が低下した状態では、誘惑に負けやすくなります。
リセット開始前にまとめて必要なものを買い揃えておき、3日間はできるだけ買い物の回数を減らすことをおすすめします。
「家に必要なものが揃っている」という状態を作ることが、誘惑に負けないための最大の防御策です。
環境を整えることが「仕組み」になる
以前の記事でお伝えしたとおり、リセットを成功させる鍵は「根性」ではなく「仕組み」です。
環境を整えることは、まさにこの「仕組み」を作ることです。
誘惑が目の前にない状態を作れば、意志力を消耗せずに3日間を過ごしやすくなります。
正しい食品が目につく場所にある状態を作れば、自然と正しい選択ができます。
「頑張らなくても正しい行動ができる環境」を作ること。これがリセット成功の最大の近道です。
まとめ
というわけで、今回のまとめです。
・「つい食べてしまう」のは意志の問題ではなく、目の前に誘惑があれば人間は必ず引き寄せられるという脳の仕組みの問題
・人間の行動は意志より環境に左右される。何が目の前にあるかで行動が決まる
・リセット前に冷蔵庫・棚・引き出しからリセットの妨げになる食品を排除する
・代わりにリセットに適した食品を手の届く場所に置き、食欲の衝動を正しい方向に向ける
・リセット開始前にまとめ買いをして、3日間の買い物回数を最小限に抑える
・環境を整えることが「根性に頼らない仕組み」を作ることにつながる
リセットを始める前に、まず家の中を整えてください。
誘惑を排除し、正しいものだけを手の届く場所に置く。たったそれだけで、3日間の成功率は大きく変わります。
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田中 正道田中正道(たなかまさみち)です。
福岡県出身の42歳です。
私自身も、食べ過ぎや生活の乱れで「戻し方が分からない」時期を何度も経験してきました。
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田中佐和子(たなかさわこ)です。
福岡県出身の41歳です。
私は女性の方専門になります。
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